神護寺に行ってきました
初投稿です。
うんちょすと申します。2秒くらいで付けた名前ですが、もっとましな名前にすればよかったなと思っています。
ブログのタイトルにもある通り、書店のバイトをしています。そのせいで、部屋の漫画の数が急に増えて大変困っています。だって、面白そうな漫画たくさんあるんだもん。
日々思ったこと、気に入った漫画の感想の記録、宝塚の観劇日記、史跡めぐりのレポートとかに使えたらと思います。
これだけでは何なので、早速今日行ってきた神護寺を、写真と共にご紹介したいと思います。
紅葉の名所は伊達じゃなかった(石段も)
神護寺といえば紅葉の名所としてよく知られています。
日本史がお好きなら、和気清麻呂と関連して覚えている方もいらっしゃるかもしれません。和気氏と空海にゆかりのあるお寺です。
ちなみに近年頼朝じゃないと言われている、あの有名な画もこのお寺が持っています。
まず簡単にアクセスを。
京都市バスの8系統で「高雄」まで行き、そこから徒歩20分ほどで神護寺に着きます。
JRバスでも行けるようですが、どっちにしろバス停からは歩かないと辿り着けません。
ちなみに、一時間に一本くらいしかないので帰りのバスはよく確認しておきましょう(40分くらい待ちぼうけ食らった)。
「ハイキングコース」という名称に嫌な汗をかく。
しかし、ここで帰ってはせっかく片道500円近く払ったのがもったいない。
なお、高雄は市バスの均一区間外なので、1200円の京都観光一日乗車券がおすすめです。京都バス、市営地下鉄も乗り放題なので色々回るならお得です。(回し者っぽい)
さて、ここから少し下っていきます。「帰りはこれを登るのか…」とすでに憂鬱な気分になっていますが、気合いを入れて下ります。
すでに汗まみれになりましたが、無事に下りきりました。
歩くこと五分ほどで、開けた場所に出ます。
今は全く紅葉シーズンではないのですが、青もみじも見事です。
近辺の休憩所はシーズンにならないと開かないようで、このように建物だけがある感じです。神護寺へ続く石段の途中にも何軒かありましたが、全て営業しておらず(唯一、ホテルが一軒営業していました)。
オフシーズンということで観光客もほぼおらず、加えてこの状態なので、ホラゲーの「零」を思い出してしまい、何か出るんじゃないかと怯えてしまいました。濡鴉ノ巫女とか出てきたらどうしよう。
川を眺めて涼んだところで、いざ、石段に挑みます。
登るぞ!石段
ええ…
えええ…
お恥ずかしながら、運動とは無縁の日々を送っているため、膝がガクガクです。
もう途中で帰りたい、と何度か思いましたが、帰ったところでまた登らなければならないのです。行くも帰りも地獄。それなら進むしかないじゃないか…と乳酸のせいで重たい太ももにムチを打つ。
そしてやっと一枚目の写真の門に辿り着きました。
長かった。「仁和寺にある法師」じゃないけど、門だけ見て満足して帰る気分になりかけた。
拝観料500円を支払い、「かわらけ投げ」に使う厄除けの皿を購入(2枚で100円)。
国宝・重文のオンパレードですが、宝物殿は常時公開されていないようですね。ちょっと残念。期間限定でご開帳しているみたいなので、そのときに合わせて行くしかないようです。
パンフレットによると、神護寺は創建以後、何度か荒廃と再建を繰り返して現在に至っているようです。
普通お寺には塔と金堂と講堂と、あとは回廊とかがあるものだと思っていましたが、ここには金堂しかありません。平安時代はどんな姿だったんでしょうか。気になります。
金堂です。石段を登った先にあります。とても立派なお堂でした。
薬師如来は平安時代の仏像だそうで、どっしりとした印象を受けました。私の頭も治してくれませんかね。
さて薬師如来を拝んだあとは、かわらけ投げに向かいます。
金堂から歩くこと五分ほどで、とても見晴らしのいい場所に出ます。
柵の向こうには山々が広がっており、「ここ本当に京都なの?」と錯覚してしまいます。天気も良かったので、絶景でした。
お寺の方によると、「厄除」の字が書いてある面を下に向けて、フリスビーみたいに放り投げるそうです。そうすれば厄が落ちるんだとか。
さっそくやってみました。(手は同行者のものです)
厄が全部ぶっ飛んでくれたことを祈ります。
前々から行ってみたかった神護寺。とても良いお寺でした。
何より人が少なかったこと。落ち着いて境内を見て回ることが出来ました。オフシーズンだからこそ出来たことかもしれないですね。紅葉の季節にも行ってみたいですが、早朝を狙って行ったほうがよさそうです。
今日はそれほど気温が高くなかったこともありますが、やはり森林に囲まれると涼しいですし、気分もリフレッシュします。パワースポットという呼び方は反吐が出るくらい嫌いですが、そう呼ばれるのも納得です。
さて、今回はこのへんで。
紹介したい漫画があるので、次回はそれについて書こうかなと思います。